株式会社堀田土地
2022年10月09日
建築知識
住宅の断熱性能や日射遮蔽性能の評価方法
住宅の外皮性能は、UA(ユー・エー)値とηAC(イータ・エー・シー)値により構成されています。
日本全国を8つの地域にわけ、建物から逃げ出す熱の上限値と建物に入り込む日射熱の上限値を定めています。
以前は、Q値(熱損失係数)やμ値(夏期日射取得係数)が使われていました。
外皮平均熱貫流率(UA)
●室内と外気の熱の出入りのしやすさの指標。
●建物内外温度差を1度としたときに、建物内部から外界へ逃げる単位時間あたりの熱量を外皮面積で除したもの。
●UA値が小さいほど熱が出入りしにくく断熱性能が高いことになります。
冷房時の平均日射熱取得率(ηAC)
●太陽日射の室内へのはいりやすさの指標。
●単位日射強度当たりの日射により建物内部で取得する熱量を冷房期間で平均し、外皮面積で除したもの。
●ηAC値が小さいほど日射が入りにくく、遮蔽性能が高いことになります。
UA値とηAC値の算出にあたっては、建築研究所等のHPで公開されている外皮性能計算シートなどが活用されています。
この記事を書いた人
堀田 秀隆
元々は、某トヨタ系企業に就職した技術者でしたが、某ハウスメーカーで営業を、設計事務所で設計を学び、弊社では分譲住宅の設計・施工・現場管理をした後、現在の不動産営業をしております。
この仕事はつくづく「人生相談」に似ていると実感してます。私の経験・知識・人脈をフル動員して皆様のご相談に乗らせていただき、安心したお取引が出来るように全力で頑張ります。
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