株式会社堀田土地
2022年10月10日
建築知識
住宅の一次エネルギー消費等級とは
住宅の一次エネルギー消費量は、「暖冷房設備」、「換気設備」、「照明設備」、「給湯設備」、「家電調理等」のエネルギー消費量を合計して算出します。
また、エネルギー利用効率化設備(太陽光発電設備やコージェネレーション設備)による発電量は、エネルギー削減量として差し引くことができます。
一次エネルギー消費量等級は、建てようとする住宅の「設計一次エネルギー消費量」÷「基準一次エネルギー消費量」で求める値(BEI)で決まります。
等級4はBEI≦1.0、等級5がBEI≦0.9です。等級5に適合するためには、等級4より一次エネルギー消費量を10%以上減らす必要があります。
2022年4月1日の改正で、一次エネルギー消費量等級にも1つ上位の等級6が追加されました。
等級6の基準では、等級4よりも20%以上の削減が求められ、BEI≦0.8となっています。
2024年入居・2025年入居の場合、新築住宅は、省エネ基準適合以上でない場合は、住宅ローン減税が受けられないことになります。
省エネ基準適合住宅とは、断熱等性能等級4以上かつ一次エネルギー消費量等級4以上の性能を有する住宅のことです。
この結果、2024年入居になる全ての新築住宅は省エネ基準適合住宅になっている可能性が高いと思います。
この記事を書いた人
堀田 秀隆
元々は、某トヨタ系企業に就職した技術者でしたが、某ハウスメーカーで営業を、設計事務所で設計を学び、弊社では分譲住宅の設計・施工・現場管理をした後、現在の不動産営業をしております。
この仕事はつくづく「人生相談」に似ていると実感してます。私の経験・知識・人脈をフル動員して皆様のご相談に乗らせていただき、安心したお取引が出来るように全力で頑張ります。
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