電柱やハンドの移設
南と西の角地です。買いたいなあと思ったとき、電柱とハンドが気になりますよね?
でも必ずしも思ったとおりに移設ができない場合があります。
まず調べること
●電柱には中部電力の電柱とNTTの電柱があります。そして、電柱には写真のような番号がありますので、まずこの電柱番号を記録しましょう。
●電柱の支線(ハンド)も中部電力の物とNTTの物がありますので注意してください。電柱は中部電力の物で支線がNTTの物と言うややこしいこともあります。
●今回の場合、まず中部電力に連絡しました。担当部署は『配電建設課』です。電柱も支線も中部電力の物である確認ができましたので、交渉は中部電力のみです。
●交渉する際には、移設したい理由が必要です。できれば土地に建物や駐車場計画を落とし込んだ図面(配置図・外構計画図)を作成して、いかに電柱や支線が邪魔になるかをアピールした方がよいと思います。
●電柱は、道路から道路に移設するのが最近は非常に大変のようです。(中部電力が道路管理者の市町村となかなか交渉がまとまらない等。)ですから、土地内に移設するのを前提にして交渉をするケースが増えています。
今回は、電柱を土地の南東の角に入れる代わりに支線は撤去して欲しいと交渉しました。
土地内に電柱を入れるとどんな感じになるの?
土地の東側に駐車場を計画し、電柱を移設すると写真のようなイメージになります。
土地の真ん中付近に電柱や支線があるのと比べてスッキリしてますよね。
ところが、今回は支線が絶対に撤去できないという結果になってしまいました。
支線が撤去出来なければ、電柱を水平移動しても使い勝手は良くならず全く意味がありません。
支線を撤去することにより、傾く可能性がある電柱が出てくるらしく、どう設計を見直しても撤去が出来ないとのことでした。
このような場合もありますので、購入したい土地に気になる電柱や支線がある場合は注意が必要です!
また、移設や撤去ができることになっても、時間が数ヶ月かかりますし、数十万円の費用がかかるケースもありますので、そこも注意してください!
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