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2021年06月13日
知識

水害リスクを知ろう!!

今や不動産を購入する時に水害リスクを気にしない買主様はいらっしゃいません。

買主様は、購入場所の市町村のハザードマップは必ず見るでしょう。

 

そして、以前のブログでお話ししましたが、令和2年8月28日(金)から不動産の重要事項説明時に、水害ハザードマップにおける取引の対象物件の所在地を説明することが義務化されたました。

 

具体的には、洪水・雨水出水(内水)・高潮について、水防法に基づくハザードマップが有るか無いかを記載し、そして有る場合には、そのハザードマップに取引する不動産の位置を表示しなければならなくなりました。

 

水害リスクは、下記の方法により調査することが出来ます。

 

1. 各市町村のHPにアクセスし、「ハザードマップ」で検索すれば洪水ハザードマップ等をダウンロードすることができます。



2. 愛知県統合型地理情報システム「マップあいち」のHPにアクセスし、水害情報マップ
をクリックしてください。


 
3. 国土交通省の「ハザードマップポータルサイト」のHPにアクセスし情報を得てください。

 

そして、水害に関する基礎用語の知識がないと、テレビニュース等で水害情報を見た際にも正確に理解することができません。

 

●洪水(こうずい):大雨や雪どけなどによって河川流量が普段より増大したり、氾すること。

●氾濫(はんらん):河川などの水があふれ広がること。

●溢水(いっすい):川などの水があふれ出ること。

●越水(えっすい):川などの水があふれ出ること。

※堤防がないところでは「溢水」、堤防のあるところでは「越水」を使います。

●浸水(しんすい):洪水による氾濫によって住宅などが水に浸かること。

●冠水(かんすい):洪水による氾濫によって田畑や道路などが水に浸かること。

●外水氾濫(がいすいはんらん):河川の堤防から水が流れ又は破堤して家屋や田畑が浸水すること。

●内水氾濫(ないすいはんらん):堤防から水が溢れなくても、河川へ排水する川や下水路の排水能力の不足などが原因で、降った雨を排水処理できなくて引き起こされる氾濫のこと。

 

現在は、田畑がなくなり住宅等が建築されることに伴い、特に都市部では内水氾濫が問題になっています。

下水道が合流方式(汚水・雑排水・雨水を一つの管にまとめて放流する方式)の地域の場合も注意が必要です。

 

河川のすぐ近くは避けようとお考えの買主様は多いのですが、この内水氾濫についてもご検討いただいた方がよいと思います。

 

ただし、われわれ不動産業者が買主様に説明する義務のある、水防法の規定に基づく内水氾濫のハザードマップを作成している市町村ってまだまだ少ないのが現状です。

 

刈谷市におきましても、『刈谷市内浸水想定区域図』はありますが、これは水防法に基づくものではありませんのでご注意ください。

 

とは言え、刈谷市の水害ハザードマップは、『想定しうる最大規模の大雨(1000年に1回程度の大雨)に対して、一級及び二級河川の洪水による「外水氾濫」と、水路や下水道などで排水しきれなくなることによる「内水氾濫」が同時に発生する最悪の状況』に基づいて作成されていますので、もう十分ではないかと思います。

この記事を書いた人
堀田 秀隆 ホッタ ヒデタカ
堀田 秀隆
元々は、某トヨタ系企業に就職した技術者でしたが、某ハウスメーカーで営業を、設計事務所で設計を学び、弊社では分譲住宅の設計・施工・現場管理をした後、現在の不動産営業をしております。 この仕事はつくづく「人生相談」に似ていると実感してます。私の経験・知識・人脈をフル動員して皆様のご相談に乗らせていただき、安心したお取引が出来るように全力で頑張ります。
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