ブロック塀の安全性の確保は所有者の責任です。危険ブロック塀撤去補助金制度を利用しよう!
平成30年6月18日に発生した大阪府北部地震を震源とする地震では、道路に面するブロック塀や組石造の塀が倒壊し、下敷きとなった歩行者が亡くなるという大きな被害が出ました。
刈谷市では、公道等に面した高さ1メートル以上のブロック塀等を撤去する工事費に対し、最大15万円の助成を行っています。
公道等の用途によって助成の上限が異なります。
刈谷市では、令和2年1月~3月までの3ケ月間で5件の助成が実施されています。
令和2年度の補助金申請は1月31日で締め切られます。
補助金対象のブロック塀と補助金
①通学路・避難道路又は緊急輸送道路に面するブロック塀等
ブロック塀等の撤去に要した経費と撤去したブロック塀等の延長に1メートル当たり1万円を乗じて得た額のいずれか少ない額の4分の3の額とし、15万円を限度とします。
※その額に1,000円未満の端数があるときは、これを切り捨てるものとします。
例)ブロック塀の15mの長さを撤去予定で、撤去費用が25万円とすると
15m×1万円=15万円と撤去費用25万円のいずれか少ない額のの3/4の額が助成される金額になりますので、この場合、15万円の3/4 112,000円が補助金となります。
本来、25万円かかる撤去費用が補助金によって、138,000円で工事できることになります。
また、平成31年4月1日から補助金を解体施工業者が受領できる制度(代理受領制度)ができたので、申請者は補助金を除いた費用、上記で言えば138,000円を準備すればよいので、少ない自己資金で工事が行えるようになりました。
②道路又は公共施設の敷地に面するブロック塀等
ブロック塀等の撤去に要した経費と撤去したブロック塀等の延長に1メートル当たり1万円を乗じて得た額のいずれか少ない額の2分の1の額とし、10万円を限度とします。
※その額に1,000円未満の端数があるときは、これを切り捨てるものとします。
例)ブロック塀の15mの長さを撤去予定で、撤去費用が25万円とすると
15m×1万円=15万円と撤去費用25万円のいずれか少ない額の1/2の額が助成される金額になりますので、この場合、15万円の1/2 75,000円が補助金となります。
撤去した後の写真が必要ですので、新しくブロックを積む前に忘れずに写真も撮っておいて下さい!
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