株式会社堀田土地
2024年03月29日
知識
令和6年 愛知県地価公示
愛知県のHPの資料を抜粋して説明します。
令和6年1月1日における愛知県の地価は、住宅地、商業地、工業地のいずれも3年連続で上昇し、その上昇率は拡大しました。
平均変動率をみると、住宅地は+2.8%、商業地は+4.2%、工業地は+4.1%と上昇しました。
地域別の平均変動率をみますと、住宅地では、名古屋市、尾張地域、知多地域、西三河地域では上昇率が拡大し、東三河地域は下落から横ばいとなりました。また、商業地では、全地域で上昇率が拡大しました。
ただ、昨年もお話ししましたが、実感としましては、公示価格は上昇しているものの実際の取引事例から考えますと、特に住宅地においては買い手がこれ以上の地価の上昇には追い付けない状況にあると思います。
これは、物価上昇に伴う建物価格等の上昇に伴い、土地建物併せた総額が増加していることにあります。今後も建物価格等の上昇は止まりそうにありません。
このような状況から、分譲住宅を販売する会社の土地仕入れ価格は明らかに下がっているように感じます。
地価や建物価格が高くなった分を分譲価格に十分に転嫁できない状況ですから、これは当たり前ですよね。
それから、市町村別の平均価格なんですが、住宅地においては刈谷市が3位、安城市が4位にランクされています。
また、商業地においては、知立市が2位、刈谷市が3位、安城市が5位にランクされています。
住宅地、商業地ともに西三河地域は高値で安定し続けていますね。
この記事を書いた人
堀田 秀隆
元々は、某トヨタ系企業に就職した技術者でしたが、某ハウスメーカーで営業を、設計事務所で設計を学び、弊社では分譲住宅の設計・施工・現場管理をした後、現在の不動産営業をしております。
この仕事はつくづく「人生相談」に似ていると実感してます。私の経験・知識・人脈をフル動員して皆様のご相談に乗らせていただき、安心したお取引が出来るように全力で頑張ります。
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