株式会社堀田土地
2023年12月10日
土地のお話
田からも地中埋設物が・・・
市街化調整区域の田の売買をしました。
農業振興地域の田ですので、原則的には建物の建築はできないのですが、1年かけて許可がおり、ハイテク工場の建築に入りました。
安城市の場合、土地面積が500㎡以上の新規開発地の場合は、雨水貯留槽を埋めなければなりません。
このように2mほど掘削したところ、地中からコンクリートガラ等がたくさん出てきてしまいました。
市街化調整区域ですから、昔から建物等は一切なく、田畑だった場所です。
なぜ、田の下にこのような産業廃棄物が埋まっていたのかは不明ですが契約不適合責任の期間中のため、売主様の費用にて撤去せざるを得ません。
市街化調整区域は坪単価が安いので、このような埋設物が出てくると売主様にとっては痛手になりますね。
今回の売買では、契約不適合責任の期間を3ヶ月としています。後、ひと月ほどで終了します。
今後、基礎のための掘削を行い、柱状地盤改良を施工しますが、この作業が無事完了すれば、これ以上埋設物は出ないと思われます。
契約不適合責任の期間は売主様・買主様の合意により決めますが、売主様が個人の場合は、3ヶ月~6ヶ月程度で取り決めする契約が多いのではないでしょうか?
われわれ業者が売主の場合は、最低2年間の期間となります。
この記事を書いた人
堀田 秀隆
元々は、某トヨタ系企業に就職した技術者でしたが、某ハウスメーカーで営業を、設計事務所で設計を学び、弊社では分譲住宅の設計・施工・現場管理をした後、現在の不動産営業をしております。
この仕事はつくづく「人生相談」に似ていると実感してます。私の経験・知識・人脈をフル動員して皆様のご相談に乗らせていただき、安心したお取引が出来るように全力で頑張ります。
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