株式会社堀田土地
2024年12月02日
土地のお話
農地の売買
久しぶりに市街化調整区域の農地の売買をしました。
買主様は畑をやりたいお考えがあり購入を希望されました。売主様は相続で取得したものの、住宅は建築できないことは聞いていたので、それならば売却したいとお考えでした。
ところが、市街化調整区域内の農地の売買は農地法第3条の許可を取得する必要があり、売買は簡単ではありません。
今回は、たまたま買主様が農業資格がある方でしたので、農地法第3条の許可が取得できましたが、資格がない一般の方は購入できません。
ここ10年くらい農業に従事していないサラリーマンの方が農地を相続するケースが増えてきたように感じます。相続された方は農業をやるつもりのない方も多いので、農地が売りにでるケースが多くなりました。
刈谷市内の青地の農地は坪1万円~3万円くらいで売りに出るケースが多かったです。
ところが、昨年あたりから坪2300円、130.98坪で30万円、坪2500円、604.99坪で150万円なんて売り物件も出てきてビックリしています。
ちなみに、大通り面していて工場とかの用途に転用できる農地の需要は結構あり、高値の売却も可能ですが、許可までのハードルは高いです。
2年前に技術先端型業種の工場用地として市街化調整区域の農地売買をしましたが、行政への相談から農地法の許可まで1年半くらいかかりました。
この記事を書いた人
堀田 秀隆
元々は、某トヨタ系企業に就職した技術者でしたが、某ハウスメーカーで営業を、設計事務所で設計を学び、弊社では分譲住宅の設計・施工・現場管理をした後、現在の不動産営業をしております。
この仕事はつくづく「人生相談」に似ていると実感してます。私の経験・知識・人脈をフル動員して皆様のご相談に乗らせていただき、安心したお取引が出来るように全力で頑張ります。
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