株式会社堀田土地
2022年11月27日
土地のお話
またしても地中埋設物が‼
先日、引渡しをした土地の地盤改良中(柱状改良)に地中埋設物が出てきました。
暗くなってから連絡いただき、すぐに見に行ったのですが、何やら水路のように見えます。
この場所は昭和40年代の区画整理事業で整備された土地で、所有者様は一度も建築せずに駐車場として管理されていた土地でした。
この深さなら、事業中に気づいた可能性も有ると思うのですけどね。所有者様も相続された土地なので全くご存じありませんでした。
既に、区画割の為にCBが積まれています。埋設物を掘削撤去する際にCBが崩れてしまう可能性があります。
今回は、超低騒音のアイヨンを使用して水路らしき物を砕いて行きました。
こんな物が埋まっていると、表層改良の場合でも撤去が必要ですし、柱状改良や杭打ちも出来ません。
土地を横断する形で水路らしき物が埋まっているようでしたが、工事の邪魔にならないように撤去しました。
売買契約では、個人売主の契約不適合責任の期間は3ヶ月程度で設定することが多いです。
土地の引き渡し後にすぐに建築工事に入れるような工程を取っていないと、すぐに契約不適合責任の期間が過ぎてしまいますので、ご注意ください。
この記事を書いた人
堀田 秀隆
元々は、某トヨタ系企業に就職した技術者でしたが、某ハウスメーカーで営業を、設計事務所で設計を学び、弊社では分譲住宅の設計・施工・現場管理をした後、現在の不動産営業をしております。
この仕事はつくづく「人生相談」に似ていると実感してます。私の経験・知識・人脈をフル動員して皆様のご相談に乗らせていただき、安心したお取引が出来るように全力で頑張ります。
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