越境した竹林の枝の切り取り

越境してきた木の枝の切取りについて、民法の改正により自らできるようになると、以前のブログで書きましたが、法務省がとても分かりやすいリーフレットを作っていますので、ご紹介したいと思います。

この相隣関係の改正法は令和5年4月1日から施行されます。

ただし、この民法改正によっても引き続き問題となる点があります。

①枝が境界線を越えても実害がないのに、切除を請求することは権利の濫用にならないのか？

②土地の境界がはっきりとしていない（境界確定ができていない）場合、越境の事実自体が争いになる場合がある。