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2021年08月01日
土地のお話

隣地境界線のブロック工事について

土地の売買のときに問題になることがあるのが、境界線付近のブロックです。

 

昔の分譲地では隣地境界線上にブロックを積んでいた時期もあり、古くなったブロックやフェンスが隣地との共有になっていることがあります。

 

数十年経過したブロックやフェンスは傷んでいる物も多いのですが、共有物になっているため、補修工事が行われていないことも多いのです。

 

昔はフェンスの材質がスチール製だったこともあり、錆びて朽ち果てて危険な状態になっていることもあります。

 

このような現状から、現在では境界線のブロックやフェンスはそれぞれの敷地内に作ることが主流になっています。

 

ブロック等の土留めの基本的考え方

ブロック等の土留めは、レベルの高い土地所有者が低い土地所有者に、土や水が流出して迷惑をかけない為に行う必要があります。

 

そうは言っても、必ずレベルの高い土地所有者が土留め工事を行ってくれるわけでもありません。

 

この場合は、先に土地を利用したい方が工事を行うことも多々あります。

 

また、写真の土地の土留めのように、土地利用者が車の乗入等を作る関係でわざとレベルを下げた場合は、当然ながら高低差を作った方が隣地土地所有者に迷惑をかけないように留めを作る必要があります。

どの位置にブロックをつくればいいのか?

隣地との境界線付近にブロックを積む場合、境界線ギリギリにブロックを積むような工事はしません。

 

境界線ギリギリにブロックを積んでもいいのですが、この場合は施工上、必ず隣地を使用しなければ工事はできません。

 

境界線からどれくらい控えたところにブロックを積むのかは、工事業者によりマチマチですが、2センチくらいの現場が多いのではないでしょうか?

 

高低差が大きくてブロックではなく擁壁を施工する現場の場合は、5センチくらい控えることもあります。

 

よくある質問

よくあるのが、『隣地所有者がブロックを積んだ場合、自分は積まなくてもいいのですか?』と言う質問です。

 

こちらについては隣地所有者との人間関係次第としか言いようがありません。

 

『私は境界から控えてブロックを積んでいるのですから、貴方も自分の敷地内にブロックとフェンスを積んでください!!』と言ってくる隣人もいるでしょうし。

 

余分な工事をしたくないお気持ちも重々理解できますが、そのことにより人間関係がおかしくなることは避けていただいた方がいいと思います。

この記事を書いた人
堀田 秀隆 ホッタ ヒデタカ
堀田 秀隆
元々は、某トヨタ系企業に就職した技術者でしたが、某ハウスメーカーで営業を、設計事務所で設計を学び、弊社では分譲住宅の設計・施工・現場管理をした後、現在の不動産営業をしております。 この仕事はつくづく「人生相談」に似ていると実感してます。私の経験・知識・人脈をフル動員して皆様のご相談に乗らせていただき、安心したお取引が出来るように全力で頑張ります。
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