地歴・地名からわかる災害リスク。学区別ハザードマップ(2021最新)
最近、地震が多いですね。気になっていた非常食を確認したところです。(食べ物以外はこれから・・)また、毎年のように台風や豪雨によって災害が発生しています。
住んでいるエリアや新しく住まいを購入しようとしているエリアが、浸水や液状化の心配はないか気になります。
自分で調べられる簡単な方法をご紹介します!
国土地理院サイト
◎「土地条件図」で崖や旧河川跡、くぼ地などの地形の情報が把握できます。
国土地理院サイト→地理院地図を見る→住所を入力→土地条件図→数値地図25000(土地条件)で凡例表示をみると、とても分かりやすいです。
◎「明治前期の低湿地」で明治時代に河川や沼、水田などがあったかどうかわかります。 宅地造成で埋め立ててしまって、昔の状況がわからないことが多いですが、明治時代までさかのぼることができます。
◎「都市圏活断層図」活断層の有無がわかります。
自治体のハザードマップ
◎「洪水ハザードマップ」で過去の浸水被害のあった場所、堤防等が決壊した場合の浸水リスクがある場所がわかります。
※2021年4月1日から刈谷市のHPが新しくなり、学校区別にハザードマップが見ることができ、見やすくなりました。
また、これまでの洪水ハザードマップは、「50年~100年に1回程度の確率で発生する大雨」を想定していましたが、今回の水害ハザードマップでは、1級(国管理)及び2級(県管理)河川が「1000年に1回程度の確率で発生する大雨」で増水し、水があふれたり、堤防が壊れたりしたときの浸水想定に変更となりました。
◎「刈谷市地震ハザードマップ」で液状化リスクがある場所がわかります。
◎「刈谷市ため池ハザードマップ」でため池が決壊した場合に影響を与えるおそれがある10池のため池を防災重点ため池とし、ハザードマップを作成
◎「延焼危険度マップ」火災による延焼危険度を示す指標に、木防建ぺい率があります。
これは、木造建物及び防火木造建物の建築面積の地域面積に対する割合で、20%を超えると延焼が拡大する可能性が高くなると言われています。
地名から地盤がわかる
名古屋大学減災連携研究センターの福和伸夫教授が、地名と軟弱地盤の関係を調査し、上記にまとめてくれています。
刈谷市・安城市・知立市では区画整理されてしまい、町名変更されているところが多くなりましたが、法務局で、旧土地台帳を閲覧すれば、昔の町名が出てきます。
法務局で調べる
法務局では、土地登記簿謄本、旧土地台帳を取得し、地目を見ると、その土地がかつて何があったかおおむねわかります。明治時代までさかのぼることができます。
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