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2021年01月29日
知識

実家が後妻の兄弟のものに!

実際にご相談を受けた案件です。姉妹でご相談に来られました。実父が亡くなり、その後母親が住んでいましたが、その母も亡くなり、自分たちの生まれ育った実家を売却したいとのことでした。

謄本を取得したところ。父親が亡くなった後、相続登記がされており母親が登記名義人になっていました。法定相続人などを確認していると、母親は父親の再婚相手で継母であり、さらに相談者である姉妹とは養子縁組をしていませんでした。

継母は実父と初婚で、子供もいません。

お分かりになりましたか?「えー!!!」となりますね。

ご相談者の姉妹はご実家は相続できないからです。

継母は子供がなく、親も他界しているため、法定相続人は継母の兄弟姉妹になります。

自分たちの生まれ育った実家が、全く会ったこともない知らない人のものになるなんて!想像すらしていなかったようで、ショックで言葉もないようでした。

実父が亡くなった後、相続登記の際にどうして継母単独の所有にしてしまったのか?

よくよくお聞きすると、

継母が父が亡くなった後に、「自分が住むところがなくなると困るから、私の名義にして欲しい。私には子供がいないから、自分が死んだらあなた達のものになるんだから」と言われて、その後、司法書士が自宅に書類を持ってきたので印鑑を押してしまった。とのことでした。

姉妹は弊社にご相談後、その足で登記の手続きをした司法書士のところに行き、継母の相続人になれないことについては、何ら説明もなかったことに苦情を言いましたが、

「私は相続登記の依頼を受けただけで、親族で話し合いが付いていると思ってました」

と言われたそうです。

相続に関する知識がなかったために、父親が築いた財産が他人のものになってしまうのです。

実家を取り戻すのはかなり難しいとは思いますが、弁護士をご紹介し、まずは内容証明書を送って、継母の兄弟とコンタクトを取ることから初めています。

この記事を書いた人
桜井 ともみ さくらい ともみ
桜井 ともみ
大手住宅メーカーで3年間、女性営業マンとして勤務。その後(株)堀田土地に入社し不動産仲介業に従事し、24年になります。初めの頃は、失敗や知識不足で至らぬこともありましたが、日々精進を怠らず勉強し、きめ細やかな気配りを忘れないように努力した結果、今ではお取引させていただく物件の半分は、ご紹介によるものやリピーターのお客様になりました。 これからもお客様に寄り添って、不動産に関することなら何でもご相談いただけるようなコンサルタント営業をしていきます
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