株式会社堀田土地
2022年02月18日
土地のお話
地中埋設物が出てくる出てくる!!
築50年を超える平家の建物の解体中の工事写真です。
古い建物だし、基礎も大したことないよなぁ~、と思っていましたら、基礎の下からコンクリートの塊やらなんやらが出てくる出てくる。
今日の午前中でこんな状況です。
地権者様も『どうしてこんな物が埋まっているのかなぁ~』と首を傾げていました。
昔は地盤調査をして住宅を建てる慣習もないし、土地を造成する場合にはこのような物を埋めてしまうことも有ったのでしょうね。
4トントラックで数車くらいかと思っていたのですが、掘削を進めると、な、なんと・・・
地中から擁壁が出てきました。
深さは2mから3m。土地の東西方向に数十メートル渡っている様子です。
今回は敷地の一部の売却ですが、それでも20m弱に渡って、深さ2m以上の擁壁を掘り出さなければなりません。
地権者様もビックリ仰天。
どうやら、昭和20年代には既に行われていた工事らしいのですが、詳細をわかっている方は全員お亡くなりになっています。
相続された土地の売却をお手伝いする場合は、たびたび、このような地中埋設物が出ることがあります。
地中埋設物を撤去後の現地です。
結局、4トントラック20車近くのコンクリートガラが出ました。費用は、約150万円かかりました。
この土地の購入者は1~2年くらい先に住宅を建てる予定です。
契約上、契約不適合期間は引渡しから3ヶ月間と取り決めしていますので、その期間中に買主様が土地を掘削することは多分ありません。
そのことも考えて、解体業者にはしっかり掘削していただき取り残しがないように作業していただきました。
この記事を書いた人
堀田 秀隆
元々は、某トヨタ系企業に就職した技術者でしたが、某ハウスメーカーで営業を、設計事務所で設計を学び、弊社では分譲住宅の設計・施工・現場管理をした後、現在の不動産営業をしております。
この仕事はつくづく「人生相談」に似ていると実感してます。私の経験・知識・人脈をフル動員して皆様のご相談に乗らせていただき、安心したお取引が出来るように全力で頑張ります。
関連した記事を読む
- 2024/12/02
- 2024/10/15
- 2024/10/11
- 2024/09/09