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2021年05月09日
知識

所有か?賃貸か?どちらが良いの?

家は買った方と賃貸とどっちが得なのか?

これもずーっといろんな方がいろんな意見を言っています。

あるハウスメーカーが『家賃を資産に変えよう!』とコマーシャルをしたこともあります。

逆に、『土地所有はリスク!』と言い、定期借地権の土地を勧めるハウスメーカーもありました。

個人的には、その方のライフスタイルが所有向きか?賃貸向きか?で考えればよいのではないかと思っています。

 

昨年、転勤族だった為、会社を定年で退職して初めて中古マンションを購入した方のお世話をしました。

その方は単身赴任と言う考えはない方だったのです。

 

また、日本中の色んな場所を転々としているお客様もいらっしゃいました。

刈谷市にも数年しか住まないので、買うのは勿体ないから一戸建ての賃貸を探していると仰っていました。

 

このような方々に私が購入を勧めることはありません。

 

『住まい』は必ず必要です。

賃貸で、広くて設備も充実していて、それでいて家賃が安い物件があれば購入する人は激減するのではないでしょうか?

ところが、刈谷市内でも、新築の賃貸住宅の賃料は、2LDKで総額8万円/月、3LDKで総額10万円/月、一戸建てで総額13万円/月くらいします。

それでいて、我慢すれば住めるでしょうが、一生快適に住めるような広さの建物でもありません。

ですから、賃貸に住むよりもより本人とご家族が快適な生活を送る為には購入した方がよいのではないでしょうか?

単純に買った場合と一生賃貸の場合と金額だけを比較してどっちが得なのか比べる方がナンセンスだと思います。

 

それから、清水の舞台から飛び降りるような気分で多額の住宅ローンを組んで家を買った場合のメリットもあります。

 

それは、ほとんどの方は『団体信用生命保険』に加入するからです。

この保険により、借入人に万一のことが起きても住宅ローンは完済されます。(万一のことの要件は死亡以外にもいろいろありますがここでは書きません。)

要するに、残された家族の為に必ず必要な『住まい』を残すことが出来ると言うことです。

 

その昔、私の大学時代の同級生が住宅ローンを組むのが嫌で嫁さんと喧嘩になったことがありました。

私の友人は『定年したら田舎の実家に帰るから家は買う必要がない!』と言い、嫁さんは『貴方はいいかもしれないけど、貴方が死んだら私には帰る実家はないのよ!だから、私の為に家を買って!』と言いました。

私に、二人がプロとしてどう思う?と聞いてきたので、その時は嫁さんの言う通りにしてやれ!と言った記憶があります。

 

不動産の仕事に携わるようになり早25年を超えましたが、私が過去にお世話した数名のお客様のご主人が不幸にも事故や病気で若いうちにお亡くなりになりました。

そして、奥様から『住まい』を残してくれた主人に感謝しています!と言われたことがあります。

本来なら、まだ数千万円有る住宅ローンも無くなり、別途加入していた生命保険も受け取られ、また遺族年金を受給することで生活を立て直すことが出来たようでした。

 

賃貸の場合はこのような恩恵は受けることができません。

残されたご家族の収入で家賃を払い続けか、家賃が苦しければ市営住宅や県営住宅を申し込むことになります。

 

一生賃貸に住むのもよし、購入して一生住むのもよし、購入して上手に買換えをするのもよしです。

 

賃貸でも売買でも『住まい』は快適な人生が送れる『住まい』を選択してくださいね。

この記事を書いた人
堀田 秀隆 ホッタ ヒデタカ
堀田 秀隆
元々は、某トヨタ系企業に就職した技術者でしたが、某ハウスメーカーで営業を、設計事務所で設計を学び、弊社では分譲住宅の設計・施工・現場管理をした後、現在の不動産営業をしております。 この仕事はつくづく「人生相談」に似ていると実感してます。私の経験・知識・人脈をフル動員して皆様のご相談に乗らせていただき、安心したお取引が出来るように全力で頑張ります。
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