ローン返済+貯蓄可能な返済プラン
借入を少なくしたくて、頭金を多く出そうとする人がいます。確かにその分だけ、借入額が減少し、毎月のローンの支払い金額は軽くなります。
しかし、今回のコロナ禍のように、長い人生何があるかわかりません。
家族の病気や収入減、またはリストラなど・・・。
万一の事態が起こり、手元の現金が少ないと、不安が残ります。
住宅ローンを組むときに次の方法をご検討されたらどうでしょうか?
無理なく返済できる住宅ローンの考え方
<検討1>
貯蓄額から、もしもの事態に備えて手元にはいくら現金が必要かを考え、その分は残しておく。 目安として、半年から1年分の生活費
<検討2>
貯蓄から①を引いた額と「無理なく返済できる借入金額」を比較検討し、どのくらいまでなら借入可能かを決めて、その範囲内で住宅ローンを組む
例えば、貯蓄が500万円あり、毎月30万円の生活費だとすると、手元に360万円(1年分の生活費)を残すとすると、頭金に入れれるのは500万円-360万円=140万円になります。
次に、無理のない返済額として毎月の返済額を7万円くらいで、ボーナス払いを15万円以内にしたい場合、
金利を0.79%で35年返済の場合、3500万円の借入で 毎月 70,877円 ボーナス月加算額 147,416円
借入3,500万円+頭金140万円=3,640万円が購入可能額になります。
<検討3>
低金利の現在では、無理に返済期間を短くせず、ローン返済のほかに毎月貯蓄が可能な返済プランを立てる、もしもの事態でも、ぐらつかない家計が必要です。
<検討4>
金利上乗せのないがん団信に加入できる住宅ローンならさらに安心!
<検討5>
住宅ローン減税で還ってくるお金は、余裕があれば早いうちにローンの繰り上げ返済に回す。返済期間が都度短くなっていく、「期間短縮型」が効果的です。予定よりも早く返済が終わり、返済総額も減らせます。
世帯年収を増やす!
急な、出費でもぐらつかない家計が大切だと、以前にもブログで書いています。世帯年収を増やす、維持することがとても大切です。
出産を機に仕事を辞めた方もいらっしゃると思いますが、子供に手がかからなくなったら、パートなどで収入を得て、世帯の年収を増やすことを考えて下さい。
生活にゆとりができ、自分の楽しみにも使えます。さらに余裕があれば将来的な年金の足しに、貯蓄や投資に回しても良いでしょう。
住宅ローンを払い終わっても、人生は続きます。寿命が延びることによって、老後のお金も必要になってきます。
関連した記事を読む
- 2024/10/20
- 2024/10/06
- 2024/07/14
- 2023/04/28