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2021年02月27日
住宅ローン

住宅ローンの返済負担率と審査金利について

住宅ローンを借りる場合、金利や事務手数料、保証料などの比較をすると思います。

PCやスマホで『住宅ローンシュミレーション』などを使って、返済シュミレーションをする方も多いと思います。

この際に、注意しなければならないことがあります。

それは、返済できる額から逆算した借入額が必ずしも借入可能額ではないということです。

各金融機関は、年収に対する返済負担率と、これを審査する為の金利を設定しています。

返済シュミレーションをする際には、この二つに注意しましょう。

それでは、具体例をご覧ください。

 

●JAあいち中央

年収:300万円以上600万円未満の場合、年収の30%以内

   600万円以上800万円未満の場合、年収の35%以内

   800万円以上の場合、年収の40%以内

 

金利:審査金利=適用金利

 

●百五銀行

年収:400万円未満の場合、年収の30%以内

   400万円以上の場合、年収の35%以内

   35歳以下かつ年収400万円いじょうの場合、年収の40%以内

 

金利:審査金利=2%

 

このように、各金融機関が独自に定めています。

年収が高い方の場合は問題になることは少ないのですが、年収が400万円未満の場合で、なるべく多く借入したいとお考えの場合は、注意しなければなりません。

 

例えば、年収が380万円で勤続2年、35年返済の場合の借入可能額

 

●JAあいち中央:35,980,000円

●百五銀行:28,670,000円

 

借入可能額に731万円の差が出てしまいます。

ただし、これは、机上の計算で算出したマックスの借入可能額です。

各金融機関は、お勤め先や勤続年数、その他の条件を考慮にいれて借入可能額を判断します。

融資の事前審査をした方がいいのは、机上計算だけでは借入可能額はわからないからです。

特に、他の借入がある方の場合は注意してくださいね。

 

また、金利だけで金融機関を探していると、思ったような金額が借入できない場合があります。

ずいぶん前のことですが、お客様にイオン銀行はどうですか?と言われたことがあります。

確かに金利は低かったのですが、コールセンターに電話をして確かめたところ、返済負担率が一概に決められていないことがわかりました。

では、どのように返済計画を立てたらいいのか?と聞いたところ、『年収の5倍~6倍の借入でお考えください。』との返事でした。

そうすると、年収380万円の場合、1,900万円~2,280万円の借入しかできないことになってしまいました。

このお客様は、結局、JAあいち中央で2,800万円の借入をしました。

ただ、JAあいち中央の場合は、最優遇金利は年収400万円以上の方を対象にしています。

2021年2月現在の変動金利は最優遇金利が0.45%ですが、年収が400万円未満の場合は、0.6%になります。

 

安い金利でなるべく多い金額を貸してくれる金融機関があればいいのですが、なかなかそうはいきませんね。

 

 

 

この記事を書いた人
堀田 秀隆 ホッタ ヒデタカ
堀田 秀隆
元々は、某トヨタ系企業に就職した技術者でしたが、某ハウスメーカーで営業を、設計事務所で設計を学び、弊社では分譲住宅の設計・施工・現場管理をした後、現在の不動産営業をしております。 この仕事はつくづく「人生相談」に似ていると実感してます。私の経験・知識・人脈をフル動員して皆様のご相談に乗らせていただき、安心したお取引が出来るように全力で頑張ります。
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