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2020年10月11日
知識

頭金0円で買えるの?

お客様に『自己資金はお幾ら使いますか?』とお聞きすると、『全額借入したいです!』と言われることがあります。借入は全額できても、実際に購入できる場合と出来ない場合がありますのでご注意ください。

新築分譲住宅・中古住宅・中古マンションを買う場合

不動産を購入する場合、契約の際に手付金を支払うことがほとんどです。手付金の額は慣例的に売買代金の10%以内(未完成物件の場合5%以内)の金額が多いのですが、売主・買主間で任意に決めることができます。

買主は、既に支払った手付金を放棄する(返還を求めない)ことにより売買契約を解除することができます。

ですから、手付金を0円で売買契約を締結すると、この手付解除が適用されません。売主買主ともペナルティなしでいつでも売買契約が解除できてしまいます。

したがいまして、売主様が手付金0円を了承しないかぎり、手付金を親御様に一時的に借りるなどして工面する必要があります。

また、土地建物の物件価格の他に下記のものまで、同一金利で借入ができる金融機関が多くなりました。

●リフォーム費用

●印紙代

●登記費用(登録免許税、司法書士の報酬等)

●仲介手数料

●固定資産税等清算金

●融資関係の諸経費(申込手数料、保証料、印紙代、抵当権設定費用等)

●火災保険料

以前に【使える住宅ローン(ろうきん)】でお話ししましたが、家財・家電購入費や引越費用も借入できる金融機関もあります。

 

したがいまして、手付金の問題さえクリアできれば頭金0円で購入することが可能です。

個人から土地を買い、注文建築を建てる場合

土地を購入する場合は、金融機関は土地代金までしか貸してくれません。2,500万円の土地なら借入できるのは最大2,500万円までとなり、購入にかかる諸経費は現金で用意することになります。

また、建物の請負契約を0円で契約してくれる会社はほとんどないと思います。

たまに、金融機関で5,000万円は借りれると言われました!全額借入で土地を購入したいです!と仰るお客様が来店されますが、実際には購入することはできません。

 

例えば、2,500万円の土地を購入する際は

●印紙代1万円

●登記料約30万円(土地面積や評価額により異なります)

●仲介手数料89.1万円

●固定資産税等清算金約15万円

諸経費で約135.1万円が必要になります。

手付金を50万円で売主様が了承してくれた場合で約185.1万円の頭金が必要になります。

これに加えて、建築会社と請負契約を締結するためのお金が必要になります。

今は超低金利の時代です。そのため、なるべ多く借りたいとお考えの方も多くなりました。

確かに、住宅を買うとき以外にこんな低い金利で借り入れはできません。(一部の輸入車ディーラーには実質金利0%なんてのもありますが)

こんな時代ですが、返済計画はしっかり立てていただきたいと思います。

この記事を書いた人
堀田 秀隆 ホッタ ヒデタカ
堀田 秀隆
元々は、某トヨタ系企業に就職した技術者でしたが、某ハウスメーカーで営業を、設計事務所で設計を学び、弊社では分譲住宅の設計・施工・現場管理をした後、現在の不動産営業をしております。 この仕事はつくづく「人生相談」に似ていると実感してます。私の経験・知識・人脈をフル動員して皆様のご相談に乗らせていただき、安心したお取引が出来るように全力で頑張ります。
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