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2021年05月30日
新築分譲住宅のお話

新築分譲住宅の内覧時、外壁はどこを見てますか?

弊社が仲介する新築分譲住宅には、そのほとんどに窯業系サイディングが使われています。

窯業系サイディングはセメント質原料、繊維質原料、および混和材からなる混合原料を板状に成型、高温・高圧(160~170℃/6~7気圧)で固めて(オートクレーブ養生)作られます。

 

お客様は、建物の外観を見た際は、外壁のテクチャーや色などを一生懸命見るかと思います。

ところが、設計士であり住宅の現場監理をしていた私の場合はちょっと違いまして

 

●メーカーは?

●何ミリの外壁材なのか?

●施工は釘打ち?金具止め?

●釘打ち施工の場合は釘打ちの場所は妥当か?ピッチは?

●シーリングの打ち方は?

●コーナー部分の処理は?

 

こんな感じで見る癖があります(笑。

例えば、上の写真であれば、白い外壁は16㎜品で金具施工かな?10年の塗装保証付きの商品だろうか?

グレーの部分は14㎜品で釘打ち施工だな!釘頭も塗料剥げてないかな?釘打ちのピッチも良さそうだな!

上の写真の場合、釘頭の塗装は大丈夫だな!(左端)

サッシ周辺、デザインを考えて凹ましてるけどシーリングの打ち方が甘いな!要補修だな!(右端)

 

こんな感じにチェックしています。

そして、お客様が購入を決められた場合には、私が補修してもらった方がいい場所をお伝えしています。

冒頭に、窯業系サイディングの主原料はセメントだとお話ししました。

防水に役割を担っているのは工場で塗装された表面だけです。

切り口の横断面や裏面は実は水には非常に弱い性質があります。

表面がコーティングされたクッキーを想像してください。

口に入れるとコーティングされていない部分はすぐにボロボロになりますよね。

窯業系サイディングも一緒です。

見た目もよくありませんし、長い年月の間に雨水が染み込んで外壁が傷む可能性があります。

 

細かいことかもしれませんが、私の案内で購入していただくお客様にはこのようなお話しをしています。

昨年だったかな、屋根職人の方に某建築会社の新築分譲住宅を購入していただいたことがあります。

このお客様も契約後の建物検査の時も内部のクロスの傷・汚れなんかより、外壁の釘打ち部分・シーリング部分のチェックをしっかりされてました。

やはり職人ですから私と同じ部分が気になったようです。

この記事を書いた人
堀田 秀隆 ホッタ ヒデタカ
堀田 秀隆
元々は、某トヨタ系企業に就職した技術者でしたが、某ハウスメーカーで営業を、設計事務所で設計を学び、弊社では分譲住宅の設計・施工・現場管理をした後、現在の不動産営業をしております。 この仕事はつくづく「人生相談」に似ていると実感してます。私の経験・知識・人脈をフル動員して皆様のご相談に乗らせていただき、安心したお取引が出来るように全力で頑張ります。
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