土地・建物の基礎講座開催中
Basic Lecture◆このページを作ったきっかけ
私が接客したお客様から『こんな説明は初めてしてもらえた。来てよかった!』と以前から言われていました。
私自身が元来技術者であったこともあり、世間のイメージの不動産屋とはかけ離れていることは自覚はしていました。
不動産屋には常にお客様に紹介する物件情報があるわけではありません。せっかくご来店いただいたお客様に何も情報が提供できないことを心苦しく思っていました。
そこで、来店していただいたお客様の特権として、今後、土地・建物を探す上での基礎知識を話すようになったのですが、お客様から『色々な情報を教えていただき大変勉強になりました』等々のお礼をいただくようになりました。
先日は、最終的に弊社で取扱えない新築分譲住宅を購入したお客様から 『こんなにたくさんのことを教えていただいて、何もお返し出来なくて申し訳ないです。万一、売却することがあれば是非お願いします。』と言っていただきました。
私自身は特別なことを話しているつもりはないのですが、『他社さんは成約になるかどうかわからないお客様には時間の無駄だと思い、こんな話しはしないんだな。』と思いました。
そして、弊社のブログで『買主様お役立ち情報』を発信し始めたのですが、やはり直接お話しした方が理解が深まるようです。
このブログ内容が全部理解されているのでしたらご来店いただく必要はないかと思います。
需要があるかどうかサッパリわかりませんが、『土地・建物を購入する際の基礎知識』を説明する講座を始めることにしました。
来店されたお客様が知っていることは飛ばしますし、特に知りたいことがあればそこに特化してお話ししますが、正直、建物の話しは時間はいくらあっても足りません(笑。
時間は3時間くらいはすぐにかかってしまいます。前回、新築分譲住宅の購入を検討していたお客様とは、3回に渡り、延べ10時間はお話ししました(笑。
そんなわけで、もし話しが聞きたいな~って思った方がいらっしゃいましたら『お問合せボタン』からご来店予約をお願いします。
◆不動産屋の役割
不動産屋って『物件』を探しに行くところだと思っていませんか?
今や、物件はインターネットで探せます。不動産屋よりも買うために真剣に探しているお客様の方が市場に出ている物件情報をご存じです。
これからは、同じ『不動産』を買うなら、『どの不動産屋で買うのか』を選ぶ時代です。
不動産屋は、買主様にいかに有益な情報が提供できるかが問われていると思います。
◆なぜ基礎知識が必要なのか?
土地や建物を買うときには担当の営業マンから説明を受けますよね?
契約時にも宅建業法で必ず説明しなければならない最低限のことは決められています。
ただし、それ以上の説明をどこまでするのかは営業マン次第です。
購入した後で、『予想以上にお金がかかった。しまった~。他の物件にするんだった。もっと勉強しておけば良かった。』と思わない為にはやはりお客様自身が基礎知識を持つことが必要です。
また、ある時、購入していただいたお客様に中古住宅の点検方法やメンテナンス方法を説明していた時に、私の話しをノートに書いていたお客様が『学校の授業でやって欲しいよなぁ。』と仰ったことがありました。
正直、私もそう思います。なぜなら、住宅の購入は、ほとんどの方にとって人生最大の買い物ですし、賃貸にしろ持家にしろ誰もが住宅に住んでいます。
その住宅の点検方法やメンテナンス方法を授業で習っておけば、住宅を見る目が養われますし大切に使うようになります。いったい誰が損をするのでしょうか?
自分で住宅のメンテナンスを行い、価値を維持したり高めたりする欧米人と違い、日本人がせっかく購入した住宅を大切に維持することに興味がないのは仕事が忙し過ぎて時間に余裕がないと言う理由だけではないと思います。
知識があれば興味がわきます。そういうものではないでしょうか?
◆説明する内容
どこの不動産屋でも話すような一般的な話しはしません。
お客様の知識レベルに合わせて内容は即興で変えます。
土地であれば、『物件資料』にはかかれていないけど注意しなければならないこととかをお話します。
建物であれば、新築分譲住宅での私個人的なランク付けとか、『現地内覧会』ではおそらく聞いていないことをお話しします。
ただし、あくまで基礎講座ですのでご理解のほどよろしくお願いいたします。