ロングライフ 地震・構造・劣化
地表から32mの深さまでコンクリート杭を16本打ち込んでいます。さらにコンクリート柱にはあらかじめ工場で帯筋を溶接することで、つなぎ目のない形にして主筋を束ねる溶接閉鎖型帯筋を採用。構造躯体の劣化の進行を遅らせるため、コンクリートを作るときの水セメント比を50%以下に抑え、鉄筋を覆うコンクリートのかぶり厚も十分に確保、劣化対策等級3を取得。これは通常の自然条件及び維持管理条件の下で3世代(おおむね75年~90年)まで大規模な改修工事を必要とするまでの期間を伸長するための必要な対策が施されているということを意味します。